不幸じゃないのに、幸せではない。
長年の、というより今までの人生で常日頃感じる感覚。
好きな人と結婚できたり、希望の条件で就職できたり幸せの絶頂であるひとときはあるけれど、ほとんどの日常は不幸せではないのに幸せではない。だから、幸せになるための方法をいつも探し続けています。
『精神科医が教える幸せの授業』では、セロトニン的幸福(健康)とオキシトシン的幸福(つながり)の重要さを具体的な事例を掲げて何度も何度も説明してくれる。
『7時間寝る』『朝散歩をして朝の日光を浴びる』『感謝をする』『人と楽しみを共有するためにお金を使う』
樺沢紫苑先生の書籍を頻繁に読んでいる身としてはお馴染みのフレーズではあるけれど、知っているからといって実際に行動できているとは言い切れない。
聞き分けのない私でも、今回のように可愛いイラストと共に何度もセロトニン的幸福とオキシトシン的幸福の大切さを伝えてもらえると、さすがにやってみる覚悟が湧いてくる。
時期も年始がすぐ前に控えている。
この書籍の内容を1年間だけでも、とりあえずやってみるのはどうだろう。
考えてみるだけでわくわくする。
『ワクワクしまくるのが幸福への近道』と言うならばその通りにしてみよう。1年後どうなっているだろう。
この感想文を書いたらスマホを見るのをやめて2時間後に寝よう。
自己流で成し遂げられなかったのだから、書籍に全振りしてみるのも面白いと思う。
そんな気持ちにしてくれたこの本に深く深く感謝をしている。