アウトプットするするブログ

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『読書脳』樺沢紫苑著の感想〜読んでも忘れてしまう読書なんてもうしないよ〜

樺沢紫苑先生の新刊『読書脳』

タイトルがから最強レベルの引力を感じる!

私は物心ついてから今日に至るまで、日常的に読書をしていて、本から成長したい欲望が強い。しかし、思うように人生に反映されず長い間もやもやしていました。

読書をしても、読んだアドバイス通りに行動できないのが原因だと自己分析したものの、「だってできないんだもん…。」ところから進めない。『読書脳』を読めばこの状況から脱け出せる!?と期待を持って購入しました。

 

読み出すと『はじめに』の1行目にいきなり

『「読んでも忘れてしまう読書」はやめなさい』とド直球ストレートなひとこと!

そうだ。読書はしているけど覚えている内容はごく一部だけ。ほとんどの本はなんとなくの雰囲気しか記憶していないことに気が付く。

読んでいるときは真剣なのに、読み終わるとすぐ忘れてしまっていました。

樺沢紫苑先生は

『それは「知識」としてあなたの中に定着していないということ。もっといってしまえば、その独身は何の役にも立っていない、ということと同じなのです。』と続けます。

 

読んだら忘れないことから始めよう!

その方法を『読書脳』から取得しよう!

と目標を持って読むことにきめました。

 

いくつものことを同時に意識すると、それこそ忘れてしまいそうなので、

記憶に残る読書のキーワードは「アウトプット」と「スキマ時間」の2つに集中することにしました。

 

アウトプットは話す、書く、行動する。が具体的な方法なので、どんなふうに話すか誰に話すかなどを決めずにフリースタイルで話せそうな人に「本は読んでも忘れたら読んでる意味がないから、話すことが大事なの!だから話してみた」と語りかけてみたり「15分枠で読むと効率的に集中できる」と手帳に書いてみたり、まずやることを優先しました。

やる方法を検討しているうちに、アウトプットすることを忘れてしまう。アウトプットの大切さを訴える内容が、私の検討による先延ばしをしがちな性質に喝を与えてくれました。

 

スキマ時間活用について「15分」単位での読書(仕事や勉強も)すると集中力を最大に発揮できることをわかりやすく解説してくださっています。

高度な集中力を発揮できるのは15分、しかも集中は作業開始時と終了時に高まるので15分単位で読書すると最初の5分+終わりの5分の強い集中力を使うことができるという、画期的な内容に震えました。

手帳に書き留め、15分枠を1日の中に見つけて読書や資格勉強の時間にあてるようにしました。15分枠獲得の敵はスマホスマホ時間を読書にあてる大切さを改めて気付かせてくれました。

ただ実際に行動してみると15分枠獲得の敵はスマホではなく、スキマ時間くらいだらだらしないと、メイン仕事も何もかもやりたくなくなってしまう気持ちでした。

仕事の合間に15分スキマ時間を作り、読書や勉強にあてていたらそんな毎日が予想外にイヤになってしまって無気力状態になってしまったのです。遊びの時間もちゃんとあったのに…。

どうやら私は遊び時間+だらだらする時間がないと、やるべきことをする気力が維持できないようです。

 

結果、ぼちぼちやれる範囲で15分スキマ時間をつくり、読書をして読んだらアウトプットするに軌道修正して続けみることにしました。本の内容通りにできないときは自分が受け入れられる大きさにカスタマイズすることも必要だと学ぶ読書体験になりました。